文部科学省からの5月22日通達の続きの続きです

日本薬剤師会 学校薬剤師部会より、更に続報が届きました。

5月22日文科省から各教育委員会へ通知された「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」、6月4日に消毒の方法について新たな情報が追加されましたが、それを踏まえて6月16日に一部改訂されました。Ver.2です。

学校に、社会に、子ども達の声が戻ってきています。このマニュアルでは、相も変わらず悩ましく混乱している消毒について、マスクについて、等々記載されています。


主な改訂箇所です。詳細は添付しましたマニュアルVer.2を参照ください。

  • 消毒の方法等に関する追記
  • マスクをしなくてよい場合の記載の整理(熱中症予防の危険がある時、息苦しい時、登下校時など)
  • 出席停止等の考え方について一覧性をもって整理
  • 寮や寄宿舎についての考え方を追記
  • 臨時休業の考え方をフローチャートで整理

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COVID-19対応について(日薬学薬編:7)


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文科省マニュアルVer.2
改訂点はこちらをチェック!
ボリュームあります。


学校薬剤師はバージョンアップしている情報をもって、担当校への積極的な相談対応、指導および助言にあたってください。薬剤師は薬の専門家であるとともに公衆衛生の専門家です。

情報は順次新たなものが公開されます。コロナウイルスについての研究もものすごいスピードで進み世界中で発表されている論文の数も尋常ではないほどです。まず、現時点での情報を入手し、薬剤師として咀嚼し、活用していきましょう。