2020年12月8日改訂Ver.5版「学校におけるCOVID-19に関する衛生管理マニュアル」が出ました

またまたまた「学校におけるCOVID-19に関する衛生管理マニュアル」がさらに一部改訂・新規追加されました。Ver.5です。

COVID-19第3波か??という状況の現時点での、拡大防止の手立て、ウイルスと共に生きる方策、心づもりはどうでしょうか。


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学校におけるCOVID-19に関する衛生管理マニュアルVer5

Ver.4と比べて改訂/・追記された箇所が赤字で記載されています。

子ども達の学ぶ機会と、豊かに成長する権利を奪わないために、学校薬剤師ができることは現在の状況・情報の把握と提供、学校側との連絡です。

主な改訂箇所

  • データやその分析の更新(児童生徒や教職員等の感染状況やその分析について、前回集計時点(6月1日~8月31日報告分)に、11月25日までの感染状況追加。
  • 同一校の5~10 人以上の感染事例の分析を追加。感染事例の大半が校内感染者1人にとどまっていること等について、各学校での感染拡大の防止のための工夫と努力が大きいと考えられ、取組の継続を引き続き依頼。
  • 感染拡大地域における学校教育継続の考え方について追記。特に小・中学校は、地域一斉の臨時休業は基本的には避けるべきと明記。また、中高生については、感染の状況に応じて、マスクを着用しないで行う感染リスクの高い活動を一時的に制限する対応を検討することなどを追記。
  • 冬季の対策について追記。①冬季でも可能な限り常時換気に努め、室温低下により健康被害が生じないよう暖かい服装を心がけること。②室温が下がりすぎないよう空き教室を活用して行う「二段階換気」等について追記。  また、換気は地域に応じた方法もあることを紹介。
  • マウスシールドについての注意喚起の追記、幼児のマスク着用について厚生労働省の見解を踏まえ、追記。
  • 「感染者が発生したらまず臨時休業する」対応を見直し、臨時休業の要否を保健所と相談の上、真に必要な場合に限って行う旨を明記。
  • 「新型コロナウイルス“差別・偏見をなくそう”プロジェクト」の活用について追記。
  • 体育のマスク着用、給食などの昼食時の留意事項を追記。
  • 健康診断の実施について追記し、「学校等欠席者・感染症情報システム」加入のメリットを紹介

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マニュアルVer.5の別添資料