この夏の猛暑を受け…

やっとエアコンが学校に…
(平成30年8月29日 北日本新聞)

去る7/23日に菅官房長長官がこの夏の猛暑と学校の熱中症対策に対してTV番組で言及、それを受けて文科省林大臣が翌日の定例記者会見で学校の空調設備設置への国の財政支援について言及しています。富山市では市立学校普通教室へのエアコン設置を2021年度から始めるべく準備を行っていましたが、これらの事を受けて前倒しで実施することとなりました。ついに富山市立小中学校へのエアコン設置率0%という現状の改善です!

朗報ではありますが、よくよく読むと中学校は来年度2学期使用開始ですが、小学校ではなんと『2020年2学期からの使用開始を目指す』、となっています。今から2年後のそれも「2学期から」ということは、まだまだ子ども達は熱中症対策をしながらの学校生活を送る毎日になる、ということですね。

学校薬剤師としては学校側、子ども達、保護者の方々へのこまめな情報提供、健康相談を受けながら、たくましく元気に夏を乗りきる学校生活のお手伝いをしていきたいものです。暑さ指数(WBGT)について学んで学校側と一緒に取り組んでいくことも大切です。