令和3年度 学校薬剤師研修会が開催されました

あっという間に私たちの生活インフラになってしまったスマホですが…


富山市学校薬剤師会恒例の夏の学薬研修会が8月29日に開催されました。なかなか収束していかないコロナ禍の中、富山もマンボウ対象地域となっています。当初研修会はリアル・オンライン同時開催の予定でしたが、この状況下、オールオンラインでの実施に切り替えての開催となりました。


『マンボウ』違いですね


オンライン研修会では一般的に受講者はカメラをoffにし、顔が写らないようにすることが多いのですが、今回は皆さんにカメラをonにしていただきました。

そして、『当日資料は必ずプリントアウトしてお手元に準備してください』と講師の磯村先生からの事前メッセージ。“なぜ? オンラインだし、パワポ資料や動画などを画面共有されるだろうに…”と思われた方も多かったはず。

『画面共有は聴講者が非常に疲れる。講義中チャットで質問準備をすると、その間は話が聴けず、益々わからなくなる』と、講師の磯村先生。言われてみればそうかも、です。聖徳太子のようなマルチタスクができるのは全人口の2%ほどだそうで…。いろいろなことを同時にやるのはムリですね。 

久しぶりにスライドの無いオンライン研修会でした。ですが、久しぶりに紙の資料に目をやり、メモを取りながらの研修が、かなり有効!だということに改めてビックリした方も多かったのではないでしょうか。

さて、子ども達のやわらかな前頭葉にきわめて刺激の強い“応答性(触ると動く、つまりドーパミン神経が強制的に刺激)”のあるのがスマホだよ、等々、改めて身震いした参加者も多かったはずです。メモを沢山書き込んだ資料を基に、担当校へムリなく情報提供をしていきましょう。

研修会に参加できなかった先生方、研修会動画を会員専用ページの研修のところにアップしました。また、当日資料も同ページお知らせのところにアップされています。必ずプリントアウトし、そして”受講”されてくださいね。