卒業式とマスクについて 

立春も過ぎ、寒いながらも少しお日様の力が強くなってきている2月です。そう、卒業式シーズン到来です。

そんな中で、新型コロナウイルス感染症への対応についての文書(学校薬剤師編:その 35)が日薬から届きました。文科省からの通知を踏まえての文書です。

「卒業式におけるマスクの取扱いに関する基本的な考え方」として、「式典全体を通じてマスクを外すことを基本」とし、「参加人数の制限は不要」とされています。



来る4月からのマスクの着用についての考え方も記載されていますよ。ただ、行政が一律にマスク着用を求めず、個人の主体的な選択を尊重する、とされても、3年以上もマスク生活をしてきた日本人にはなかなか難しいところもあります。

公衆衛生の専門家としての薬剤師は種々の論理的な情報と世情を把握し、子ども達が笑顔でステキな時間を過ごす学校空間のための情報提供をお願いしたいと思います。

学校薬剤師の皆さん、通知の内容を一読して学校とコミュニケーションを取るうえでご活用ください。子ども達が巣立つ日を、学校保健を支える一人としてサポートしていきましょう。