学校薬剤師は薬剤師であればだれでもなることができます。
でも、学校薬剤師の職務はたくさんあります。学校は教育の場であり、子ども達の社会生活の学びの場です。学校薬剤師は子ども達のよりよい発育・発達の助けとなり、指導・助言することが大切です。ですから、
- 社会人として、薬剤師として常に研鑽を積むこと
- 教育への思いと理解を持つこと
- 学校薬剤師職務に必要な知識の研鑚を積むこと（講習会、研修会への参加、自己学習 など）
が必要でしょう。
社会貢献の一環としての活動として、ぜひ学校薬剤師になってみたい、やろう！と思う人になって欲しいです。
学校薬剤師を依頼されたら
認定こども園、幼稚園、学校から「学校薬剤師になってみませんか」と依頼されたら是非引き受けてください。薬と公衆衛生の専門家である学校薬剤師は学校現場でその職能を大いに発揮できます。
ただし、学校薬剤師はその名義だけを名乗ってはいけません。きちんとその職能を果たしてください。そのために…
① 学校薬剤師会に入会しましょう
学校薬剤師の職務のひとつに環境検査があります。学校の設置者（公立ならば国や県や市町村、私立ならばその学校を作った法人）が検査機器をすべて所持し、検査とその内容についての指導助言を学校薬剤師に指示するべきなのですが、非常に高価でメンテナンスも必要なため、学校は持っていないことがほとんどです。
学校薬剤師会に入会されたらいろいろな資料、情報が手に入ります。疑問点を聞く仲間もできます。一緒に勉強をし、未来を造る子ども達の健康な学校生活を保健衛生、学校安全の面からサポートしていきましょう。
検査の詳細な内容を理解するためにも地域の学校薬剤師会に入会し、勉強していきましょう。なお、地域によっては学校薬剤師会で検査機器一式を準備しています。会員の先生方には機器の貸し出しをします。
② いろいろと勉強していきましょう
学校薬剤師会に入会されたらいろいろな資料、情報が手に入ります。疑問点を聞く仲間もできます。一緒に勉強をし、未来を造る子ども達の健康な学校生活を保健衛生、学校安全の面からサポートしていきましょう。
入会について
富山県学校薬剤師会に入会希望の方はまずメールなどで事務局までお問い合わせください。
富山市内に勤務または住所のある方は富山市学校薬剤師会に入会することで富山県学校薬剤師会の会員ともなります。