令和4年度の学校薬剤師研修会が開催されました

8月29日㈰に今年度の学校薬剤師研修会が開催されました。



富山県はCOVID-19に関して『富山アラート』発令中であり、今年もハイブリッド形式での開催でした。そして講師の富永先生(日本薬剤師会 学校薬剤師部会 部会長)には、地元の熊本からオンラインでのご講演をいただきました。

ご講演はとても滑らかに、分かりやすく、まるでリアルに先生が富山にいらして講演いただいているような錯覚を覚えるほどでした。そして、先生が経験された熊本地震・球磨川氾濫での薬剤師、そして学校薬剤師としての対応にリアル参加者も、オンライン参加者も瞬きするのも惜しいぐらいの集中力!

災害は比較的少ない富山県ですが、6月の富山県学校薬剤師会総会時には石川県能登地方で起きた地震による揺れを観測し、8月13日の瞬間的な大雨では市内の小学校で床上浸水を経験する、などのことがあり、『立山に守られているから富山は大丈夫』信仰はもはや無理かも、ですよね。

当日の研修会資料、動画は会員専用ページにアップされています。富永先生の講演は一度の聴講だけではもったいない。会員の先生方、是非チェック↓↓↓なさってください。

会員専用ページの講習・研修の部



前回の解説書発刊以降の、基準の一部改正も盛り込まれ、非常に今の疑問に答えてくれる書籍となっています。

また、学校環境衛生の参考図書として大変有用な『学校環境衛生基準解説2022』が、新刊発行されたのを受け、富山県学校薬剤師会では「ぜひ活用してほしい!」と会員の皆さんに配布することとなりました。当日会場参加された方にはお渡し済みです。それ以外の会員の方々には順次お渡しします。『学校環境衛生マニュアル』と併せて、あなたの学校薬剤師活動に是非!活かしてください。

学校環境衛生って何をするの?法律で決まってるの?などと、ふんわりとした疑問を持っていらっしゃる学校関係者のみなさま、認定こども園のみなさま、幼稚園のみなさま、是非この本を参照なさってくださいね。


これもわかりやすく、使い勝手が良いです。解説は新しい書籍の方にお任せです。