去る2月18日（日）に今年度2回目の学校薬剤師研修会が開催されました。
テーマは『子宮頸がん・HPVワクチン接種と学齢期の子ども達』です。（HPVは『ヒトパピローマウイルス』の略称）
講師には、女性クリニックWe! TOYAMA 代表・産婦人科医の種部恭子をお招きしました。種部先生はその他多くの社会的職務も兼任されており、大変アグレッシブに様々な活動をされています。
非常にわかりやすい資料とお話で、理解はグングン進みました
今回の研修会は、単にワクチンとその原因ウイルス、発症病態と予防についてのお話にとどまりません！『いのちと未来を守る』ため、現在の社会の様子から始まり、心配な人口減少のこと、子どもを産み育てることに躊躇させない社会には何が必要か、などなどを含め、膨大なデータとその解釈と共にお話しいただきました。命の未来を守る行動を起こすには、それらのバックグラウンドの理解があってこそ！ですね。
瞬きする間もなくあっという間の2時間近くの研修会でした。メーカーさんから科学的でわかりよい説明と、とても良い資材の紹介もいただきました。学校薬剤師として、学校側に情報提供ができ、豊かな子どもたちの未来へつながるよい機会をいただけた研修会でした。
当日資料は会員専用ページにアップしました。当会会員の先生方、ぜひご参照ください。